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炎症性腸疾患

炎症性腸疾患とは文字からは「炎症による腸の病気」ですね。確かに広い意味ではその通りなのですが、一般的には「潰瘍性大腸炎」と「クローン病」の2つの病気を総称して「炎症性腸疾患」と呼ばれることの方が多いと思います。言い換えると、食あたりなどの「感染性腸炎」や強い放射線が当たった後に生じる「放射線性腸炎」などは腸に炎症が生じていますが、「炎症性腸疾患」には入れないことが多いのです。
世界の中で炎症性腸疾患の多い国はどこか、というといわゆる先進国に多い病気です。あるいは緯度の高いところに多いという研究者もいます。

Cosnes J et al. Gastroenterology 2011; 140, 1785-1794

潰瘍性大腸炎、とはどのような病気ですか?

WHOの委員会では次のようにされています。

特発性大腸炎 idiopathic proctocolitis

(訳)主として粘膜と粘膜下層をおかす、大腸とくに直腸の特発性、非 特異性の炎症性疾患。30歳以下の成人に多いが、小児や50歳以上の年齢層にもみられる。原因は不明で、免疫病理学的機序や心理学的要因の関与が考えられている。通常血性下痢と種々の程度の全身症状を示す。長期にわたり、かつ大腸全体をおかす場合には悪性化の傾向がある。

松井敏幸. 難治性炎症性腸管障害に関する調査研究(渡辺班) 平成21年度総括・分担研究報告書.2010; p484-488

言葉が難しいのですが、一つひとつ解きほぐしていきましょう。

「粘膜と粘膜下層をおかす」

腸は円筒のような形をしており、いくつかの層から成っています。(作成中)

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